キングダムⅡ、信と政の成長に感動!羌瘣の未来に期待高まる【ネタバレ注意】

映画

前略 秦国王・嬴政さま

「キングダムⅡ遥かなる大地へ」を観ました。

貴方様にお伝えしたいことが3つあります。
まずは、信は貴方の期待通り、いやそれ以上の力をつけ、
他国との戦で功績を上げました。

そして、魏との蛇甘平原での戦いに、秦国が勝利できたのは、
麃公将軍の力であるのは言うまでもありませんが、
五人組の伍をはじめとした戦に参加した
秦国の民たちの勝利と言っても過言ではないということです。
みんなの活躍ぶりはすごかったです。

そしてそして、貴方様に一番伝えたいのが、
哀しみの一族である羌瘣(きょうかい)が、
秦国軍として自ら参戦してくれたということです。

羌瘣は、卓越した戦闘力で、急場ですら一転させてくれる存在です。
羌瘣と出会えたことで、貴方様が抱く中華統一の夢にグーっと近づけました。

貴方様が中華で唯一の統一王になる道が、
私にははっきりと見えました。

「キングダムⅡ」あらすじ

時は紀元前。
春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。

戦災孤児として育った信(山﨑賢人)は、
王弟のクーデターにより玉座を追われた若き王・嬴政(吉沢亮)に出会う。

天下の大将軍になると一緒に誓いながらも死別した
幼馴染の漂とうり二つの国王に力を貸し、
河了貂(橋本環奈)や山の王・楊端和(長澤まさみ)と共に
王宮内部に侵入する。

信は立ちはだかる強敵を打ち破り、みごと内乱を鎮圧。
玉座を奪還することに成功した。
しかし、これは途方もなき戦いの始まりに過ぎなかった――

半年後、王宮に突如知らせが届く。
隣国「魏」が国境を越え侵攻を開始した。
秦国は国王嬴政の号令の下、魏討伐のため
決戦の地・蛇甘平原(だかんへいげん)に軍を起こす。

歩兵として戦に向かうことになった信は、
その道中、同郷の尾平(岡山天音)と尾到(三浦貴大)と再会。
戦績もない信は、尾兄弟に加え、残り者の頼りない伍長・澤圭(濱津隆之)と、
子どものような風貌に哀しい目をした羌瘣(清野菜名)と名乗る人物と
最弱の伍(五人組)を組むことになってしまう。

魏の総大将は、かつての秦の六大将軍に並ぶと噂される
軍略に優れた戦の天才・呉慶(小澤征悦)将軍。

かたや秦の総大将は戦と酒に明け暮れる猪突猛進の
豪将・麃公(豊川悦司)将軍。

信たちが戦場に着く頃には、有利とされる丘を魏軍に占拠され、
すでに半数以上の歩兵が戦死している隊もあるなど戦況は最悪。
完全に後れを取った秦軍だったが、信が配属された隊を指揮する
縛虎申(渋川清彦)は、無謀ともいえる突撃命令を下す――

引用 https://kingdom-the-movie.jp/story/index.html

戦いの迫力に圧倒されまくる

「待たせたな」

キターーーーーーーーッ♪───O(≧∇≦)O────♪

オープニングから戦いは始まる。
そこに登場した信は、前作の時よりもパワーアップしている。

剣を振るスピードも、力強さも、すべてがスケールアップしている。

壮観な戦いのシーンは、ぜひとも映画館で見てほしい。
スクリーンに映る隅から隅まで凝視していると、
秦国の民たちのがんばりが随所で垣間見ることができる。

そして、映画が進むにつれ、信の進化と嬴政の国王っぷりに
喜びと感動に包まれること、間違いない。

圧倒的、羌瘣に釘付け

今作で新たに登場した羌瘣が、最高だった。
哀しみを抱え、象姉の仇を取るためだけに闘う真っ直ぐさと、
一人で生きていくはずだったのに、信たちに出会い次第に変わっていく
その過程を見ているだけで、涙が溢れてきた。

羌瘣は、成長している。

本作の見どころの一つだ。

自分で戦に参戦することを決めて、
戦場に行った行動力が、
羌瘣を変えた。

人は環境に左右される。

このことをはっきりと証明している。
羌瘣は、行動することで、信たちに出会い、
共に闘うことで仲間としての絆が深まっていく。

もう、羌瘣は一人じゃない。

その証拠に、生きることを諦めかけた尾平の魂を奮い立たせる。
次作以降の羌瘣の活躍が楽しみで仕方ない。

そして、羌瘣を演じる清野菜名さんが似合いすぎて、
もはや羌瘣にしか見えない。

トーントーンというかけ声とともに始まる秘技も、
大勢の敵と対峙する戦闘シーンも、全部が全部、
羌瘣にしか見えない。
あの動き身のこなしは、羌瘣です。

長い旅の始まりに期待感

ここからはネタバレになってしまいますが、
ミスチルの「生きろ」とともにエンドロールが終わると、
「キングダムⅢ」の予告が流れました。

2023年に公開という。

信も、羌瘣も、嬴政も、
この一年で間違いなく強くなっているだろう。

どんな風に?

それを想像するだけで、わくわくドキドキが止まらない。

本作は、合戦シーンの迫力に圧倒されるけれど、
羌瘣の哀しい目の真実を丁寧に時間をかけて描かれていていたのは、
羌瘣の存在の大きさの現れであり、次作以降も
重要な人物の一人であることを語っているようだった。

なんなら、ミスチルの「生きろ」が、
私には羌瘣の歌に思えてならない。

映画を見て、満足度1000%と言えども、
先の展開が気になるというあなたは、
単行本で一気読みもできます。

そんなことしたら、次作の楽しみが減ってしまうー。
そんなこと心配無用です。
ストーリーがわかった状態で見ても、
十分過ぎるくらいに楽しめます。
前作、本作といずれも、私は期待と想像を裏切られています。

長い旅になりそうです。
さあ、いっしょにキングダムの世界に
どっぷりとハマりましょう!

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