トップガン マーヴェリック、トムクルーズが教えてくれた強さの意味

映画

前略 トム・クルーズさま

まずは、7月3日、誕生日おめでとうございます。
年を重ね、さらに魅力を増すあなたにほんの少しでも近づきたい—
そう思わずにはいられないくらいに魅力があふれています。
偉大な映画人のますますの活躍を応援し、
私たちに素晴らしいエンターテインメントを
届けてくれることを心から願っています。

「トップガン マーヴェリック」を見ました。
36年前、中学生だった少年が受けた衝撃と興奮を
はるかに上回る迫力と緊張に、あっという間の2時間11分でした。

年を取ってもなお、自分がやりたいことを追求する
マーヴェリックの生き方を羨ましく感じたり、
若いトップガンには敵わないことがあることも受け入れたり、
命には限りがあることを、大切な仲間の死の悲しみを通じて教えてくれたり。

愛にあふれたあなたがそこにいた。

マーヴェリックは、まるで36年、このトップガンの作品の中で
生き続けているようにしか思えませんでした。

あなたがい続ける限り、マーヴェリックはトップガンの作品の中で
時を刻み続けるんだなと感じ、うれしくさえ感じています。

「トップガン マーヴェリック」のストーリー

アメリカのエリート・パイロットチーム“トップガン”。
かつてない世界の危機を回避する、
絶対不可能な【極秘ミッション】に直面していた。

ミッション達成のため、チームに加わったのは、
トップガン史上最高のパイロットでありながら、
常識破りな性格で組織から追いやられた
“マーヴェリック”(トム・クルーズ)だった。

なぜ彼は、新世代トップガンとともに
このミッションに命を懸けるのか?

タイムリミットは、すぐそこに迫っていた―。

(引用 https://topgunmovie.jp)

誰もがオープニングで大熱狂!

この36年の間に「トップガン」に触れた人なら誰も、
いや、「トップガン」を知らない若者ですら、
オープニングの大迫力の映像とあの曲、
劇場内に響く大音量の「デンジャー・ゾーン」で
テンションは最高潮にまで上り詰め、興奮と共に、
今日一発目の涙を落とすことになってしまう。

年齢も、性別も、国籍も、全てを超越し、
もう言葉もいらない。

そこにいるみんなが、心拍数を上げ、熱狂する。

それが、トム・クルーズが大切にする「トップガン」だ。

マジで、オープニングの数分だけでも
見る価値十分すぎます。

マーヴェリックが魅せる不器用な愛

「アイス、もう誰も死なせたくないんだ—」

マーヴェリックはとても優しい男です。
自分が進む道を真っ直ぐ進もうとするあまり、
時に衝突が生まれる。

それでも、仲間や関わる人には温かい。
だから、二度と大切な仲間の人生を途中で終わらせたくない、
と願い、誓う。

今回の作品の中で、かつての仲間グースの息子が登場する。
グースは、マーヴェリックと共にフライト中に脱出に失敗し、
命を落とした。

そのことが原因で、マーヴェリックは自責の念に駆られ、
自信を失ってしまった。

マーヴェリックにとって、グースを失ったことは、
一生後悔しきれないことで、その息子が目の前に
トップガンとして現れたことは、喜ばしいことではなかった。
ここでのミッションは、常に命の危険と隣り合わせだから。

グースの息子に、自分が持つ知識を全て伝えたいという思いと、
命を奪われる前に、ここから立ち去ってほしいという矛盾した感情。
マーヴェリックの愛にあふれた葛藤に苦しむシーンは、
年を重ね、いろいろな経験をしてきたトムだからこそ
醸し出すことができる感動を与えてくれました。

何度も見たくなる、前作も見たくなる

「トップガン マーヴェリック」を見れば、
多くの人が、36年前公開の前作を見るだろう。

そして、前作を見れば、また映画館に足を運びたくなるだろう。
そんなループに導く力を持つ「トップガン」は
絶対にスクリーンで見てほしい。

シワまでが美しく、かっこいいトム・クルーズを
スクリーンでしっかりと堪能してほしい。

そして何よりも超迫力の飛行シーンは、
自分がいるのが映画館でよかったと
逆に思わせてしまうくらいにリアルなので、
自分もそのシーンの中にいるのではという錯覚まで
起こしてしまいそうになります。

「トップガン マーヴェリック」を見れば、
同年代はもちろん、若い世代や世界中の人たちと
共通言語としてコミュニケーションを深めることができるだろう。

次回作を期待しつつ、その頃も自分が健康でいられるよう、
充実した人生を送っていたいものです。

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